どうしてもＭＰを節約しなければならない最序盤ではありがたいＭＰ無消費でパートナーともいえる呪文。
バンパイヤは見た目の割に足が速いのでこれ無しで突破するのは苦行。
根気は要るが一応ダークグリーンスライムまで倒せる。

消費ＭＰが１ではなく２も消費するので初期ステータスでは３発しか撃てずその割に威力が10しかないので
序盤でも実のところ活躍の場が薄い。Fire Ballの代わりとして使用するのはあまりに勿体なく、
Fire Ballで倒せないけどＨＰが低い紫バット、橙バット専用のような攻撃呪文。

序盤のブルーナイト用に活躍する。ナイト族は死亡(全体攻撃除く)時ﾌﾞｧｽｨｯ!と音がするので爽快感がある。
Shieldかけたギルで倒す（＋回復）と比較して僅かながらこちらのほうがコストが低い。
青バットや青スネーク（HP26）には微妙に威力が足らず一撃で倒せない歯痒い呪文。

ドルアーガの塔でいうところの緑のソーサラーが放っていたやつ。
対スネーク用呪文だが、攻撃範囲の狭さと何より次の呪文が全体攻撃のPressということで存在意義を失っている。
凝った燃焼グラフィックなのにもったいない存在。

主力攻撃呪文の１つ。とにかくボタン１つで壁越しの敵まで潰せる手軽さ・コスパの良さでこれが使えるようになると命の重みが感じられなくなる。
効果対象はそれほど多くないものの、Fire Elementを１発耐える＆経験値がおいしい黒バット即死が大きい。
基本それまでの呪文で倒せる全てのモンスターを網羅するが、例外としてダークイエロー、ダークグリーンスライムだけは倒せない。

ブルーキャプテン、ブラックナイト、ミラーナイト、グリーンローパーに有効となったが相手が地味すぎる。
この中で一番手ごわいミラーナイトにしても足の速さ故に避けられるリスクが大きい。
ウーズ族全てにも有効だがせいぜいブラックウーズ程度でそれ以上は次のIce Breathを使った方が良い。

唯一の氷な呪文。距離をとると威力ＵＰするが上下の射出は苦手（威力が低い）。
飛び道具系はPress以降コスパが悪いが、この呪文はＨＰが高い上級ウーズに対して有用で、ダークグリーンウーズすら２発以内で収まる。
他に適したモンスターはブルーアイ、ブラックキャプテンの２種だが、ギルで戦わせた方が良いだろう。

他とはタイプが違うSPECIAL系に近い攻撃呪文。倒せる敵がDeath Spell並に多いという壊れ性能。ただし経験値は入らない。
スーパーローパーを倒す手段といえばこれ一択といっていいほどの使い勝手で、終盤の主力攻撃呪文、常時これに合わせとけレベル。 ギルのペナルティはシルバーハイパー３体狩ればあっさり取り戻せる。放置されたり高温にされたりギルへの虐待がえげつないがそれでもギル活躍の場を与える存在。
Room127で使っても発動しないが、そもそもこの呪文で倒せる敵がいない。VITが50以下でも発動しない。
また、ほぼ無敵状態となっている寝起き・背伸びしているローパーもこの呪文とDeath Spellだけは倒すことができる。
ちなみに白くなったギルも飛び道具に含まれる。そのためギルが白い間はFire Ball等の連射が３に減少。

新規で倒せる敵はハイパーナイト、レッド・ブルーローパーだが、Fire Elementと同じく次が全体呪文なのでやはり使わない。 ゴールデンミラーにも対応しているが、足が速いので殺るか殺られるかになってしまう。
何故かマジシャン族にも効くが、Fire Elementと違い燃焼時間が無いので当てるのは大変。

ブルーローパーまでなら追いかけられても撃退でき、中盤のナイト族に囲まれても起死回生の一撃となる。
ハイパーナイトが倒せなくなっているところに注意。
ＭＰのインフレがいよいよ激しいが、経験値稼ぎにもしばしば利用できる呪文で裏イシターでは特にウーズ狩りとして使用される。

某所で経験値稼ぎするためだけにあるような呪文。中堅・上位ナイト用に用意された呪文とみえるが、通常は使いどころが難しい。
ナイト族に対して雲で囲うと急速にＨＰを吸い取って倒すドレイン式だが、雲に覆われた敵も触れたらアウト。
貫通力があるので何体でも倒せるのが特徴だが、１体ずつ数秒待ちながらになるし、
複数倒す場合は横一列に並べないと上下移動で雲が消えたりするのでSword Barrierとの組み合わせは必須。
あまりしないと思うが、雲でナイト族をドレインしている間に画面から消してしまうと解除されてしまう。
ブルーシールドには効かないところに注意。

アーチン、寝てるローパー、時間切れウイスプまで殺害できる禁断の呪文。アキンドナイトを除きこれを耐えるのはマジシャン族だけ。
Heat Bodyと違いペナルティが痛いので最強パスワードを用いての遊び道具と化している。
ほぼウイスプ・アーチン撃退用の呪文と考えてよい。使いどころが肝心。
アーケードでＭＰが潤沢になってきたカイをこっそり調整する目的で用意したのかもしれない。
4096-1000=3096あたりが中級ナイト族の経験値上限であるところからみても。
なお、（雑誌が出典元だと思うが）他所で記載されている『経験値-1000』は誤り。
カイは経験値256でＭＰ+１になる仕様なので、言葉通りだと『カイのMAXMP減少量は約３.９』という事になってしまう。

ペナルティがエグすぎて使い物にならない。
そのくせスーパーローパー、ブラウンリザード、レットナイト種無効とすっごい名前負けしている。
宝箱になっているただ１つの攻撃呪文で、宝箱が本来の用途で一応呪文で使えるようにしておこう程度の存在かもしれない。
エフェクトがThunder Boltより地味。

ＭＰ１でダメージ半分はかなりぶっ飛んだ性能。VIT15の初期ギルでもブルーナイト２体倒せる。
ナイト族を倒すだけではなく、ウーズの下に埋まってる鍵をギルで取る際のダメージ軽減といった使い方も可能。
宝箱禁止縛りでは序盤で欠かせない存在。

最大８５枚（耐久力２５５）重ね掛け可能。本作のバランスブレイカー筆頭。
初期ステータスでも６枚張れるなので耐久力１８。ギルよりカイが強くなってしまうという有様。
連打して厚く張るだけで敵にかすったどころか大群に堂々と突っ込める耐久力であり、このゲームをカイのお散歩ゲーに変えてしまうほど恐ろしい存在。
また、即死系モンスターを除くすべてのモンスターにダメージを与えることができる。
マジシャンはこれで倒すのが基本。他のマジシャン対策呪文とは雲泥の差といえる消費ＭＰ差。
Death Spellですら通さないアキンドナイトまで倒せてしまうから冗談になっていない強さ。
ＭＰ10000もあればこれだけでENTRANT HALLのアキンドナイトを全滅できてしまうので最後までギル役無しになるケースも。

ドルイドの呪文を２回まで受けた状態であればリセットしてもらえる、というもの。
その肝心の防御力が隠された状態異常で、仮に条件に合った状態でも使用して見かけ上何の変化も無いのでただただ意味不明な呪文。
ドルイドが出現する部屋でギルを戦わせようとする場合は、ドルイドを排除した上でおまじない程度にこの呪文を使ってからShield系を使うのが安心。

通常の状態ではギルは正面だけしかスペルを跳ね返さないので斜め移動してる時はスペルに対し無防備となるが、この呪文では斜めを向いてる時に２方向跳ね返せるようになる。ギルが上下左右向いてる時には恩恵を得られない。
ギルを器用に操るテクニックが要ること、斜め向けて固定するのがそう簡単ではない事でどちらかというと使えない呪文。ただＭＰはそれほど高くない。

『Shield』ではなく『Sield』である。
Shieldの上位呪文となるが、３桁跳ね上がる他の呪文と違いＭＰ３９と穏やかでＭＰ消費１のShieldを抑えて使い勝手が良い呪文。
中盤以降のナイト狩りで経験値を稼ぐならこちら。

後半の主力呪文。ＭＰ効率は1/3となるがそれでも１回で耐久力６０を得られるので集団でローパーに追いかけられても生き延びられるある意味最強呪文。
これが無いとCOMMON ROOMの突破は多大なＭＰ消費またはギルの犠牲を払うことになるだろう。
Protectionについては無印とLarge組み合わせても耐久力が加算されるだけで併用ができる。
耐久力は【薄（～７）→赤（～１５）→黄（～６３）→緑（～１２７）→白（１２８～２５５）】となっている。

ドルイドの呪文を何回も受けた状態であってもリセットしてもらえる、というもの。
こちらは上記だけでなくＨドルイドの呪文の被弾にも対応しているのだが、SPECIALのDespell Magicが同じ効果を持つので使用価値が無くなってしまっている。

ギルが斜め向いていればマジシャンに対して全方向跳ね返すのだが、対策としてなのかＨウィザードだけは２方向受けてしまうというもの。
すなわちＨウィザードが出ない部屋は斜め向けておけばギルはマジシャンに対し無敵となる。
ギルの被弾防止だけでなく特にRoom127の戦い方に幅が出る呪文であるはずなのだが、マジシャン対策はProtectionが破格の低燃費であること、この呪文自体の消費ＭＰが高いために選択肢から除外されてしまっている。
この呪文は改造イシター『Another Tower』で頭角を現す。

シールド最上位呪文。コストパフォーマンスが悪すぎて余程対戦相手の累計ＨＰが高くないと元が取れない。
すなわちRoom127専用呪文といえる。Heat Bodyを使わないのであればRoom121やRoom123でも有効な盾である。
ギルのVIT現象が緩やかなのは安心感があるが、４体相手にするとシールド無し１体と同じ減少スピードになるので油断は禁物。

消費ＭＰ４桁呪文ではとても使える呪文。
アーケードでは剥がれることがあるそうだがＰＳ版では完全無敵。深く書くのは伏せるが完全無敵（大事なので）。
Protectionとの併用可でこの呪文でも通常のProtection８枚分（耐久力２４）がついでに与えられている。
色は【薄緑（～７）→薄青緑（～１５）→青（～６３）→桃（～１２７）→白（１２８～２５５）】
裏イシターでは灰色宝箱の中身がこの呪文である。

マジシャン対策呪文で、スペルは飛んでくるがギルが瞬間移動して被弾しないようになる呪文。スライム族のスペルにも有効。
使っても被弾する恐れがあるWizard Lockと違い、こちらはＨドルイド・Ｈウィザードがいなければ無敵状態となる
また、ナイト族と組み合ってる最中にスペルが飛んできても瞬間移動するが引っ掛けは解除されず戦闘が継続されるので、この呪文のせいで敵が抜けてくる恐れはない。

ぶっ壊れ呪文。消費ＭＰ１ながらすべてのウーズ族まで黙らせてしまうのである。
これによりスライム族・ウーズ族が出現する部屋では当然のように使用されるため、
スライム族はスペルを吐く機械、ウーズ族なんてただの罠みたいな扱いにされてしまっている。
停止状態のためスライム族はスペルを吐くが、方向転換ができないので一方向に吐き続ける。ギルを通らせる際は背後に回ること。
トグル式なので、通路で道を塞いでいるウーズに対しON-OFFで個別に対処することが可能。

どう考えてもこれがSleepよりＭＰ消費が多いというのはおかしい。
これに限らず4.5秒というのが短すぎるし、カイが接触したら死ぬので、狭い通路で使用して無理やり横を抜ける、といった活用すらできない。 そのくせ対象モンスターがＭＰ０で使えるFire Ballで倒せる敵だけ。

スペル自体が出ないので効果そのものはWizard Lockより強力である。
全てのマジシャン対策呪文に言えるがメイジ自体は出現するので、カイが接触しないように注意が必要である。
なお、メイジと同じスペルを吐くブルースライムには効果は無い。
メイジ専用の呪文という厚遇だが、そもそもメイジが脅威になっていないし大量出現するわけでもないので存在価値が無い。
＋ハイパーメイジが対象だったら大活躍、効果このままで消費ＭＰ１でもまぁ使える呪文だっただろう。
ちなみにWizard Lockの呪文効果も解除される(笑)

もしProtection無双ができずこの呪文のＭＰ消費が一桁だったら大活躍してただろう、
もっと攻略の幅が拡がっていただろう、と感じる全呪文中一番もったいない呪文。
ウイスプ族以外でモンスターは自分から画面外に出れないので、こちらが画面外に追い出すまで有効なところが心強い。
なお、こちらのオブジェクトなので、最大４発まで。Protection + Smoke Screen３体で呪文が使えなくなってしまう。

ウーズ族はともかく今更ブルーナイト？という拍子抜け。攻撃呪文でも６４でブラックナイト種を網羅するが…。
改めて考えてみて欲しい、ウーズ族に対し8.5秒動きを止める呪文が１９６消費で、ルーム脱出まで効力を持つ呪文が１消費であることを。
Rock to Mudと組み合わせれば倒すことができる点を考慮しても、そのRock to Mudの消費ＭＰが高すぎて。

Sleepの次に使える呪文。同タイプの呪文は軒並み消費ＭＰ４桁に対しこちらは許容範囲に収まっている。
ウイスプ（＋動かないマジシャン）を除く全モンスターと非常に多く、特にスーパーローパー、ランドアーチン対策として強力。
ただし、モンスターの移動ルーチンに依存するため、繊細なアーチンはその場に留まるが、動きの荒いローパーは広く移動することも。
スーパーローパーに対してはこれで安心して横を通れるわけではないので、注意しながら通過する。

『ルーム脱出まで』というのは、この呪文を発動した後にRock Holdを使うとその瞬間画面内のモンスターが勝手に死ぬ。
この呪文に隠された罠として、最初にRock to Mudを使うと何も効果が無くＭＰだけを消費してしまうことである。
そのため、先にRock Hold I、Rock Hold IIで画面内に石になったモンスターがいる状態、すなわち『この呪文を発動してモンスターを倒した』という結果を出さないとフラグが立たないらしい。
いずれにしても対ウーズ族専用みたいなものだが、Thunder Boltのほうが間違いなくコストパフォーマンスが優れる。

呪文名「Wizard」とついているが、すべてのマジシャンに対し有効である。
超近距離ながらスペル自体は出るので、歩行中のギルの前方に出現しギルが斜め向けたら当然のように被弾する。
Silenceが『スペル自体が飛ばない』のに対し何故これは『当たらないけどスペル自体は飛ぶ』仕様なのかは謎。
Room127はともかくRoom117で使えないのも謎だが、想像するに十の位を見間違えて設定した事に起因するのだろう。
ともかく消費ＭＰも効力の中途半端さもBig Burnを上回り一番割に合わない呪文となっている。
余談だが、ナムコミュージアムvol.4付録の呪文対応表ではゲームに登場しない違うアイコンで表示されている。

それだけの呪文。赤茶色の文字が非常に見づらい。
カイが倒すと消えるまで名前が表示されるのに、ギルが倒すと一瞬しか表示されない（点滅時にカイが重なっても表示されない）意味不明な仕様を持つ。
そして何故かルーム脱出で効果が解除されてしまう(笑)
全てのモンスターに対応しているわけではなく、効かない敵には『Un Identified』と表示される。
ちなみにIdentify Monster IIを使用中にこれを使うと効果がこちらに移ってしまう。

このゲームの真理に気付くと色が付く以上の情報を得ることができコストパフォーマンスが高い呪文
Room057、Room121のようなランダム扉に対しては左から赤～水色表示するだけでトラップドアの識別はできない。
青扉が妙に分かりづらいが他の色との消去法で判別できる。
無駄にトグル式。

呪文名は壁に隠れたモンスター（特にウーズ族・ウイスプ族・アーチン）を視認できるようにする目的だが壁に隠れた鍵をも発見できるので用途は多岐。
特に壁に隠れた鍵は初見だとこの呪文無しに拾うのは魔法のハシゴを見つけるくらい不可能に近いのでＭＰがそれなりにあるなら毎ルーム使用してもよいくらいである。
ただし、ハイパー系マジシャンがいる部屋では、逆に壁の中にマジシャンが出現してギルの安置を失うので、後半の部屋では安易に使用するのは危険。

こちらはIdentify Doorと違いRoom057、Room121で有効鍵をはっきり示してくれるので特に使える。
各色の鍵だけでなく色が点灯しない鍵はダミーと判別することもできる。
やはり青鍵が分かりづらく、こちらはダミーもあるので、よーく見ないといけない。
こちらも無駄にトグル式。決してＭＰが馬鹿にならないので、使用時は２連射しないように。

状態異常でありながら毒(POISON)と麻痺(PARALYZE)だけである。
他に防御力低下・盾封じ・MAXVIT-50とあるはずだがこちらには一切触れていないせいで防御力周りは特に複雑。
ちなみに状態異常を受けた状態でDuo Dimensionを使うと状態異常が解除されているにも関わらず表示し続ける不都合がある。

トラップドアは鍵穴が外された状態になる。扉鍵関係でこれだけトグル式ではない。
トラップドアは原則固定なのでプレイヤーの知識次第で不要な呪文になる。
真理に気付いていれば高い消費ＭＰのこれを使わずともIdentify Doorで察する段階までにはできる。
なお、あくまでトラップドアの判別だけで、機能しているが鍵無しで入れない進入禁止ドアまでは判別できない（呪文での判別方法は存在しない）。

アホみたいに消費ＭＰが跳ね上がった。そこまでして名前を知りたいものだろうか…？
ご丁寧にエンディングですべてのモンスター名を表示してくれているので、この呪文でしか知り得ない、というわけでもない。
Identify Monster Iで書いたが、この２つは最後に使用した呪文の効果が上書きされる。
なお、DRAGON'S LAIRで寝てるアイツには効果が無い。

アーケード当時の名残みたいな呪文。落下クリア自体はこの呪文なくとも可能である。
今でこそ判別しているので調べれば必要ない呪文であるが、全くノーヒントで攻略する物好きがいるのであれば必要となる呪文。
ルーム脱出で解除されるので、アタリをつけて牛歩で使用していく、といった使い方になる。

最もＭＰを消費する呪文。習得した時点でカイのＭＰは16000以上となる。
最初の落とし穴よりは発見しづらい場所にあるので、当時はしごを発見した人は興奮しただろう。
このはしごを見つけないと行くことができない部屋が３つ用意されている。
はしごは必ずこちら側から見える壁（上側）にしか設置されないので、１つ１つの壁を２人でこすりつけても探索可能だ。

最初から使える序盤の回復魔法であるが、回復量の下限が１という引きが悪いとシャレにならない。
宝箱縛りでは序盤のブルーナイト狩りで多用するが回復値は完全ランダムとは言い難く１を引くと３～４連続を１を引き続ける事もある。
通常プレイの最序盤ではこれではなくShieldにＭＰを使ってギルのVITを削ってルーム脱出後VITが8に自動回復する仕様を利用した方がよい。
回復量が少なすぎるため敵と組みあいながらの回復は間に合わない。１ＭＰにつき平均回復量2.0。

序盤においてはこんな呪文を使ってるうちに２秒経ってしまう。単発で使うべきではない呪文。
でも単純計算でCure IIと同じ20秒回復させる場合、そのＭＰ差はCure I(50)、Cure II（49）と微々たる差。
そのため、ガチ２コインをはじめとする低ＭＰクリアにおいて残り時間を細かく回復できる点で実は使える呪文だったりする。
１ＭＰにつき回復量0.4。

毒はイエロースライム、ソーサラー・Ｈソーサラーのスペル、黒い液体を飲むことで発症し、１秒でVITが１減っていく。
一見使用頻度が高そうな呪文であるが、ルーム脱出で解除されるゲームシステムなので、そのまま放置しても問題ないことになってしまっている。
それでもVITが少ない序盤では緊急時に必要となる場面があるかもしれないが、該当するモンスターは早くてRoom032、Room037からの登場である。

Heal系では一番コストパフォーマンスが高い。可能な限りＭＰを抑えてギルを戦わせる時には必須。
Sield Redlineとの併用で複数の敵と組ませても８体くらいまでならこれで回復は追いつく。ＭＰに余裕があり安全重視ならHeal III。
１ＭＰにつき回復量約2.2。ちなみにAnotherTower版のHeal系はII以外リストラされている。

Cure系も一番コストパフォーマンスが一番高いのがこれ。時間の減少量は一定である以上これ以外は使えないに等しいほど絶対的な存在。
回復量が固定で20ずつ回復できれば何の問題もないので終盤まで頼りになる。
１ＭＰにつき回復量約0.4。

上記は遠藤氏の発言で明らかになったが、ここでいう『小さなダメージ』は具体的に何を指すかは語られていないようだ。
2ちゃんねるのスレッドによると、『白・黄のスペルを無効化する』との事。つまりメイジ・青スライム、ドルイド・桃スライムのスペル（盾封じ含め）を無効化するらしい。
発見されたプログラム上ではゲームオーバーまで有効との事だがIdentify MonsterやDetect Magicが部屋移動で効果が切れるのにこれがゲームオーバーまでというのは謎。
っていうか（予防系の効果なら）Neutralize Spellと場所入れ替わってないか？っていうところをみても没呪文が表に出たままリリースしたとすら思えてくる。

コストパフォーマンスという点ではHeal IIに勝るが複数と組み合う場合それなりに連打しなければならず事故死が高くなる。
そういった場合にはこのCure IIIがあると安心。使いどころによりけり、である。
Heal IIと比べてそこまでＭＰの浪費も無いので、ＭＰを節約するプレイをしていないのであれば常時Heal IIIでも問題ない。
１ＭＰにつき回復量約2.0。

ギルのVITと違いどうしようとも残り時間の減りは一定なのでCure II以外を使う理由が見当たらない。
１ＭＰにつき回復量約0.15。

毒は消費ＭＰ１１で解除できるのに麻痺を解除するのに８０２もＭＰを要する。
そもそもルーム脱出で解除する状態異常なので、存在意義を二重に見失っている。
使用しうる場面を見出すとしたらCall GIL縛りとなるが、それならDuo Dimensionを使用した方が安上がり。

ギルのVIT最大値は999までなので、わざわざこちらを使用する理由が無い。数合わせだけの呪文。

特にコメントなし。

要はHeal IV + Cure IV + Super Antidoteの効果を併せ持つ。
お得率約８６％
なお、この呪文を使おうとも防御力・盾封じ・MAXVIT-50は治癒できない。

他にもこれを使ったクリア方法も２部屋ある。
どの使用方法もゲームの説明に一切書かれていないので初見はどんな効果を持つのかまるで見えない呪文(?)

最も使用する呪文の１つ。ギル放置プレイの要因になっている１つであるが、この呪文が無かったら相当難しいゲームであっただろう。
ギルが画面内にいると使用できないので、ギルを画面外に追い出してから使用する。
マジシャンがいる部屋はしばらくギルを画面外にした後この呪文で呼ぶとマジシャンが一斉にスペルを飛ばしてくる。アーケードではそれだけで処理落ちする。

それなら最初から表示しといてくれよ、ってのは野暮。
しかし時計のアイコンではなくカイのアイコンというのはどういう事なのだろう。当初カイのＭＰを表示する効果が考えられていたのだろうか。

ハイパードルイドのスペルを受けた時はDispell Magic→Shield系でギルを強化となる。
Shield系→Dispell Magicの順番だとShieldがかからない防御力0のギルなので注意。
何故"ハイパードルイド"のスペル対策がこの低消費ＭＰで対応できるのだろうか？　麻痺なんかＭＰ重たいのに。

Blue Crystal Rodを使用しようとも一度書いたＺは消すことができない。呪文系のオブジェクトは４つまでという制限があり、これを４回使うと飛び道具どころかCall GIL含めた呪文が使えなくなる。それでカイが石化状態だったら詰み。
そもそも使いどころがない呪文ではあるが、あえて挙げるならREMAINSの下通路あたりが候補。青扉に行こうとして中央に入ってしまうとレッドナイトを呼び込んでしまうため。

残り３０秒を切ってもＢＧＭは消えたまま。使うならSee Statusと併用で。
効果音は消すことはできないのでギルのVITが７を割ってうるさい時は素直にHealで回復させる。
家庭用ではまるで存在意義が分からない呪文だが、アーケードだとゲーセンの騒音に配慮した呪文なのだろう。

経験値上げにとても役に立つ呪文。わざわざ部屋を出入りする必要がなくなるので時間短縮になる。
その利便性の良さから裏イシターでは使用にペナルティが課されるようになったが、ペナルティにも上限があるので、それはそれで遊びの幅が拡張されている。
おそらく本来の用途よりもバグのほうが知られている呪文。２コインクリアでは外せない存在だ。
なお、ギルの毒・麻痺・防御力・盾封じはリセットされるが、MAXVIT-50だけはリセットしてくれない。

ASSIST系呪文にみえるのだがSPECIALカテゴリにいる。ちなみにAT版ではASSIST系に配置替えとなっている。
Panicと比較してＭＰが３倍近いのに効果時間が半分なのが難点。
また、十字移動のナイト族は思ったような逃げ方をしてくれないので歯痒い。
ちなみに、ナムコミュージアムvo.4の呪文対応表ではアキンドナイトに無効と表記されているが、少なくともＰＳ版では有効。対応モンスターはPanicと同じと考えてよい。

ドルアーガに石にされた気分もまんざらではなかったのか、今回はＭＰさえあれば自由自在に石になることができる。
例えばCOMMON ROOMでブルースーパーに追われた時の緊急避難として使うにも、その緊急時にこの呪文に合わせないといけないわけで、それならProtection Large連打を優先してしまう。
Protection張った状態で石になり敵に触れてもProtectionは剥がれない。石でも敵はカイに寄るので、Unseen Servantかギルを呼ぶしかない。
一応書いておくと、この呪文で石になった後にRock to Mudを使ってもカイは死なない。

実はトグル式。Time Stopの効果中にもう１回使ってしまうと解除して動き出してしまうひどいＭＰの無駄遣いになってしまう。
ローパー族には無効、ナイト族にはSword Barrier、アーチンは表示がバグる、といういかんせん使うにはワケアリな呪文になってしまう。
でもモンスター配置を作成するにあたってはこの呪文なくしては完成しなかった。

高燃費の呪文の中でも唯一ＭＰに見合ってそうなのがこれ。
とはいえこれを必要とするほど数十分も死なずにエリア一帯迷う事は無いと思われるので、結局使う機会というのは無いに等しい。
裏イシターでは青宝箱の中身としていろいろな部屋に置かれているので、自分からは使わないがお世話になる呪文である。